にんしんSOSは大阪府の委託を受け、大阪母子医療センターが運営しています。

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知っておいてほしいこと

産婦人科で診察をうけるには、どうすればいいの?

産婦人科では、妊娠したかどうかどのように調べるの?

人工妊娠中絶(手術)のことを教えてほしい

赤ちゃんを産むと決めたら、どんな手続きが必要?

妊婦健診とは・・・

避妊方法について

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■産婦人科で診察をうけるには、どうすればいいの?

①自分が受けたい場所(地域)の産婦人科を探しましょう。

【パソコン用 大阪府医療機関情報システムへ】

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②医療機関が決まったら、前もって電話をして、予約や診察時間・費用・希望する検査(例えば妊娠検査)や薬(例えば避妊薬ピルなど)について確認しましょう。

③「妊娠したかどうかの検査や診察」「人工妊娠中絶(手術)」などの費用は、医療機関によって異なります。また、健康保険は使えませんので、全額自己負担になります。

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■産婦人科では、妊娠したかどうかどのように調べるの?

①尿を検査します。

②診察で子宮(胎児が育つところ)の中に胎児がいるかどうか、胎児の大きさ・心臓
は動いているかなどを調べて、「妊娠している」かがはっきりします。
*尿検査だけでは、「妊娠している」とは言い切れません。

③費用は、6,000~20,000円ぐらいです。

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■人工妊娠中絶(手術)のことを教えてほしい

①人工妊娠中絶(手術)できる時期

法律で妊娠22週未満と決められています。

②人工妊娠中絶(手術)の方法・費用

1)妊娠12週までは、基本は日帰り手術で、費用は10~15万円ぐらいです。

2)妊娠12週越えてから22週未満は、基本は入院が必要で、費用は20万円以上かかります。

③知っておいてほしいこと

1)おなかの中の胎児は、生まれていなくても「命であることに」に変わりはありませんし、手術はあなたのからだや心にとっても、つらい経験です。
しかし、あなたがこれからの生活を考えた時に、赤ちゃんを産み育てることが難しいと判断して、手術をすることを決心したのなら、自分を責める必要はありません。

2)人工妊娠中絶(手術)には、あなたとパートナーの同意書が必要です。ただし、レイプなどで相手の同意がとれない場合は、必要ありません。また、未成年は、医療機関によっては、親の同意書が必要な場合があります。

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赤ちゃんを産むと決めたら、どんな手続きが必要?

①あなたのお住まいの市町村役場や保健センターで、妊娠の届けを提出します。
用紙は窓口にあります。住所や連絡先・年齢のほか、予定日や医療機関名等を届出書に記入して提出します。
(市町村によっては、医師の証明書が必要な場合もありますので、まずは、お住いの市町村役場または保健センターに確認しましょう。⇒確認先はこちら)

②妊娠届を提出すると「母子健康手帳」「妊婦健診の受診補助券」が発行されるほか、「市町村の母と子に関係するサービス(市町村によって異なります)」等の情報がもらえます。

③出産してから14日以内に市町村役場に「出生届」を提出します。

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妊婦健診とは・・・

定期健康診査(妊婦健診)は、お母さんとおなかの赤ちゃんの健康を守り、妊娠が順調かどうかをチェックするためのものです。妊娠中はからだにいろいろな変化が起こります。自覚症状がなく順調に見えても、トラブルが隠れていることも…
もし、あなたが赤ちゃんを産むことを決心したのなら、無事に出産の日を迎えるために、定期的に健診を受け、医師などの指導を守りながら毎日を過ごすことが大切です。健診日以外でも、出血や腹痛など「おかしい」と感じたときは、すぐに主治医などに相談しましょう。
また、妊婦健診は、出産までのあいだに14回受けることが望ましいとされています。府内各市町村では、妊婦健診を受けるための助成制度(妊婦健診の受診補助券等)があり、母子健康手帳を渡す際に、あわせて案内しています。
詳しくは、お住まいの市町村(母子保健担当)にお問合せください。

【気をつけたい症状】
□むくみ □はきけ・嘔吐 
□イライラ □性器出血 
□強い不安感  □どうきが激しい 
□腹痛 □がんこな便秘 
□今まであった胎動を感じなくなった 
□発熱 □普段と違うおりもの 
□下痢 □強い頭痛 □めまい 
□つわりで衰弱がひどい 

望ましい妊婦健診の間隔

○妊娠23週(第6ヶ月末)まで
→4週間に1回

○妊娠24~35週(第7~9ヶ月末)
→2週間に1回以上

○妊娠36週(第10ヶ月)以降出産まで
→毎週1回

【具体的な検査項目】

○これら以外の検査も必要な場合には随時実施されます。

妊娠初期に行われる基本的検査

血液検査(血液型 ABO式、Rh式/貧血の有無/梅毒血清反応/B型肝炎ウイルス抗原検査)など
※貧血検査は、初期中期末期に各1回ずつ行います。

定期健康診査でおおむね毎回行う検査

子宮底の長さ・腹囲の測定/胎児の大きさ・位置、胎児心音の確認/体重測定/血圧測定/尿検査(たんぱく・糖)/むくみの有無 など

妊娠中必要に応じて行う検査

胎児超音波検査(胎児発育・胎盤の位置・羊水量など)/胎盤機能検査/心電図/胸部エックス線撮影/肝機能・胃機能検査/骨盤エックス線検査/血糖値/血液凝固検査/不規則抗体検査/C型肝炎ウイルス抗体検査/風しんウイルス抗体検査/トキソプラズマ抗体検査/HIVウイルス抗体検査/HTLV-1抗体検査/クラミジア抗体検査 など

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避妊方法について

たった1回のセックスでも、ひとつの生命の芽生えにむすびついています。
避妊についての正しい知識を知っておくことは、あなたのからだや心、そしてこれからの人生を大切に考えるうえで、とても重要なことです。

【知っておきたいポイント】

「安全日=妊娠しない日」はないと思ってください。

○女性の身体の中では、月経と月経の間に1回、排卵(胎児のもとになる卵がつくられること)がおこります。年齢やからだ・心の調子によって、月経の周期がバラバラになることがあるので、いつ排卵があるかは本人自身でさえ、わからないことがほとんどです。
○生理中でも排卵がおこることがあります。
○精子は、子宮や卵管の中で3日~1週間くらい生きることがあります。 セックスの後で1週間以内に排卵がおきた場合は、妊娠する可能性があります。

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【主な避妊方法】

■低用量ピル

【使用方法・注意点など】

女性が毎日、決まった時間に薬を飲む方法。

医師(産婦人科医など)に相談して、処方してもらう必要がある。

健康保険がきかないので、毎月約3,000円程度費用がかかる。

【長所】

忘れず指示どおり飲めば、避妊効果は約99%。

卵巣がんや子宮体がんの予防、生理痛を軽くする等の効果もある。

【短所】

24時間以上飲み忘れると効果は消失。

性感染症は防げない。

副作用として、人によっては吐き気や頭痛などがある。

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■コンドーム(男性用)

【使用方法・注意点など】

男性のペニスにゴム製のキャップをはめる方法。

薬局、ドラッグストア、スーパー、コンビニで販売。

一箱12個入りで1,000~5,000円ぐらい。

【長所】

手に入りやすい。

正しく使えば、一部の性感染症は予防できる。

【短所】

つけたり、はずすタイミングが遅いと避妊効果消失。
(ペニスを最初に挿入する前に装着すること)
(脱落しないように手を添えて、すぐにはずすこと)

破れたり、使用期限切れのものは、効果なし。

もれることもあるので、避妊効果は100%ではない。

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■コンドーム(女性用)

【使用方法・注意点など】

女性の膣の内側と外陰部を袋のようなものでおおう方法。性交前に女性自らとりつける。

薬局、ドラッグストア、インターネット等で販売。

男性用よりもすこし値段が高い傾向がある。

【長所】

避妊、性感染症予防の両方に効果があり、女性の意志で実施できる。

【短所】

正しくとりつける方法やはずす方法を身に付ける必要がある。

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■IUD(子宮内避妊用具)

【使用方法・注意点など】

女性の子宮内に小さな器具を入れる。

産婦人科医師に診察を受けて、入れてもらう。(未販売)

費用は30,000円ぐらいだが、数年間は効果あり。
ただし、医師の指示に基づいて定期的に検診を受ける。

【長所】

避妊効果は、正しくピルを服用した時の次に高い。

【短所】

出産経験がないと使いにくい。

入れる時の費用が高い。

感染症や出血量が増えることがあるので、その際は、医師に相談する必要がある。

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■緊急避妊法

【使用方法・注意点など】

産婦人科医師に診察を受けて、薬を処方してもらう。

性交後72時間以内とその後さらに12時間後に中用量ピルを服用する。
薬の種類によって服用量は異なる。
(未販売)費用は医療機関によって異なる。

【長所】

レイプやコンドームの破損等により、避妊ができなかった場合の最終的な方法。しかし、100%避妊できるものではない。

【短所】

はきけ、頭痛、乳房痛がおこることあり。

あくまでも緊急用でり、通常の避妊方法には向かない。

※膣外射精(射精直前にペニスを膣外に出す)は、射精前に出るカウパー腺液又はがまん汁にも精子が含まれているため、避妊効果は全くない。

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妊娠・出産・育児にまつわるお金のこと

妊娠中

【妊婦健診】

■健康保険証
いりません
(ただし、病気を疑って検査等した場合は必要)

■必要なお金
有料

■補助されるお金
一部補助

■内容
妊娠届を市町村役場に提出すると、費用を補助する券がもらえます。ただし、補助の金額は、市町村によって異なります。

     

■問い合わせ先
お住まいの市町村役場 または、 保健センター
確認先はこちら >>

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出産

【出産育児 一時金 出産手当金 】

■健康保険証
いります
(保険証を持っている人だけ、一時金を受け取れます。)

■補助されるお金
手当金
およそ40~50万円を支給

■内容
出産費用は、出産後先に自分で払って、後で返ってくる場合と、病院に直接支払われる場合があります。

■問い合わせ先
本人が入っている「健康保険証」の「保険者」

【助産制度 】

■健康保険証
いりません

■補助されるお金
出産費用の補助
(所得に応じて、一部自己負担あり)

■内容
出産のための費用に困っている時に申し込んで、一部費用を助けてくれます。利用できる医療機関が限られています。

■問い合わせ先
「そのほかの相談先」の「産みたい、出産費用がない」を見てください。

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育児

【乳幼児医療】

■健康保険証
いりません

■必要なお金
無料 又は一部 有料

■補助されるお金
一部補助

■内容
子どもの医療費が、無料または決まった金額のみ払います。
「何歳まで」「金額」は、市町村によって異なります。

■問い合わせ先
お住まいの市町村役場(出生届時に相談)

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【乳幼児健診 】

■健康保険証
いりません

■必要なお金
無料
*医療機関での健診は、市町村が発行する受診券が必要です。

■内容
保健センターや医療機関で、赤ちゃんの健診を受けることができます。

■問い合わせ先
お住まいの市町村役場または、保健センター

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【予防接種 】

■健康保険証
いりません

■必要なお金
無料又は有料

■内容
種類によって、費用の有無が異なります 。

■問い合わせ先
お住まいの市町村役場または、保健センター

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【子ども手当、児童手当 】

■健康保険証
いりません

■補助されるお金
一部補助

■内容
手当の名前・金額は、国が決めます。
いつも決まった金額が、もらえるとは限りません。

■問い合わせ先
お住まいの市町村役場(出生届時に相談)

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