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思いがけない妊娠に悩んだ人の体験談

産まない決断をしたA子さんの場合

私は、15歳の夏頃に生理が来なくなり、妊娠検査薬で妊娠がわかりました。すぐに誰にも言えず、三ヶ月間黙っていました。でもつわりがひどく、「これはもうだめ」と思い、彼に相談をしました。彼は、とても喜んでくれ、私はその姿を見て、最初は産もうと決めていました。

 しかし、お互い若かったし、仕事もしていなかったので、親から泣いて反対されました。「最後に決めるのは自分」と思い、私は中絶する事に決めました。初めての自分の子供が一生懸命に私のお腹の中で生きていると考えたら、泣きながらの決断でした。

その時に出てきた言葉は、「ごめんなさい」でした。命の大切さを感じました。次からは、同じあやまちを繰り返さないと思いました。

彼は「ごめん 俺がもっと稼いでいたら」と、ずっと自分を責めていました。

私は、中絶したことは今でも後悔しています。「避妊をしないで、簡単にセックスするものじゃない」とものすごく反省しています。絶対に忘れてはならない事。私は、今一生懸命働き、彼と一日一日を大切にして、二人で頑張っています。

 

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産む決断をしたB子さんの場合

私は18歳の時初めて妊娠しました。生理予定日が過ぎても、やっぱり生理が来なかったから、妊娠検査薬で調べたら陽性反応が出ました。セックスをしていたら子どもが出来ることはわかっていたけど、まさか自分がこんなにすぐに妊娠すると思っていなかったし、子どもは欲しかったけれど、いざ出来てみたら産める状態じゃないし、いろいろ考えたら自信も無くて不安でした。

彼の反応は「ホンマに俺の子供か?」でした。腹がたつよりショックの方が大きくて、不安が余計強くなりました。
すぐに親に報告しました。そしたら、「お前には育てられない 子供が子供を育てられるわけがない」と反対されました。彼とはいろいろ事情があってすぐに結婚できる状態ではありませんでした。

「こんな状態で、子供を産んでいいのか、自分に子供がちゃんと育てる事が出来るのか、いざ一人になったとしても、子供を手放す事なく一人でも育てて行くことが出来るのか、自由がなくなっても耐えることができるのか、金銭的にどうして行こうか、ちゃんと幸せにしてあげることが自分に出来るのか、中絶したほうがいいのではないか」と、悩みました。

出産までにかかるお金(入院費用・出産費用)をサイトなどで調べたりしました。自分一人では、どうにもできない金額でした。中絶できるギリギリの期間まで悩み、どうしても決心がつかなかったため、病院に電話して、中絶の事を聞いてみました。私の場合は妊娠週数から考えると、陣痛を起こさせて、出産するのと同じようにして中絶をするということを知りました。私は、それを聞いて「中絶は絶対したくない」と思いました。

そして、産むことを決めました。 やっと赤ちゃんが生まれてきてくれた時、それまで味わった事のない感動でした。その日から私の一番の宝になりました。 そして、妊娠中に大事にしてあげられなかった後悔でいっぱいでした。これからは赤ちゃんをいっぱい大切にしていこうと思いました。生まれてから全てが初めての事ばかりで、しかも彼とは別れてしまい、うまくいかないことも多いですが、でも一日一日いろんな変化が見られて、それが今でも楽しみです。

 

 

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